2010/06/16

告白

2010/06/16
公開日、TLに業界の人からの賞賛の言葉がならんだ「告白」。先日やっと見てきました。
ちなみに先週行ったら満員で入れず。今週は大丈夫だろうと思って行ったけど劇場を見渡してみると満員。20分前にチケットを買って正解だったかも。しかしなんなんだろう、この“人気”は…。

開始数分で思わず「成る程」と呟いてしまった。

映画は登場人物の“告白”によって進行していく。…内容的にはあまり触れないほうがいいのかもしれない。これすら知らないほうがいいかも。
映画全体としては、本当によくできている、という感じ。丁寧に作られてます。一貫された映像センスが際立ってる。よくも悪くもCMディレクターが作った映像って感じだけど、嫌いじゃないです。こういうの。それは「下妻物語」の時にも感じたけど、それ以上に感じます。
実際、最初の教室のシーンではとんでもない映画に遭遇したかと思ってワクワクしたんだけど、映画が後半になるにつれてちょっと飽きてきたかも。ちょっとくどく感じてしまった。飽きさせない工夫はしてあるんですけどね。告白によって徐々に新事実が明らかになっていくところは、観客の気持ちを逃さないようにしてると思うし、うまいと思う。
う~ん、ちょっと期待しすぎたのかもなぁ。また時間をおいて見たいです。

ストーリーも映像もグロかったり絶望的だったりするんだけど、なぜかそれとは正反対ともいえるようなBGMが流れまくる。これによってより虚しくなり次第に麻痺してくるwいずれしても変な気持ちになる。それが心地よくなればこの映画を好きになるかもw

で、本題w
橋本愛ちゃん。演技してるところは初めて見たけど、かなりイイかも。表情によっては昔の宝生舞を彷彿とさせる。でも宝生舞よりキレがある。詳しくは書けないけど、想像以上でした。今後、出演作も増えるんじゃないかなぁ。男の子2人もよかったし、松たか子もよかった。映像がそう見せている部分も多少はあると思うけど…。

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